気候変動・自然関連課題への取り組み(TCFD・TNFDへの対応)
経済の発展は生活環境や教育といった社会条件に基づいて成り立ち、また、社会は自然環境によって支えられています。したがって、持続可能な地域社会の実現および地域社会と当社グループの持続的な発展を実現するためには、環境の維持・保全が前提条件となります。
当社グループは、気候変動対応・環境保全を、事業戦略上、重要なファクターの1つであると認識し、2021年3月からTCFD提言に沿った情報開示を行っているほか、2024年1月にTNFDフォーラムに参画、2025年7月にはTNFDアダプターに登録しており、TCFD・TNFDそれぞれの開示フレームワークに基づいて統合的に開示しています。
今後も、自らの企業活動における環境負荷の低減に努めるとともに、環境保全に寄与するサービスの提供やサプライチェーンへの働きかけなど、事業活動を通じた環境保全への取り組みを強化していきます。
また、TCFD・TNFD提言に基づく積極的な情報開示を通じてステークホルダーとのエンゲージメントをより一層強化していきます。
ガバナンス
めぶきフィナンシャルグループは、企業活動の基本方針である「企業倫理」において環境問題への取り組み姿勢について示し、グループ内会社を通じて環境保全活動に積極的に取り組んでいます。また、気候変動対応・環境保全は、サステナビリティを巡る重要な社会課題と認識しており、「脱炭素社会・環境保全への貢献」をマテリアリティとして特定し、サステナビリティにかかるガバナンス体制の中で管理・統括を行っています。
方針の制定
気候変動対応・環境保全を含むサステナビリティ※への取り組みにおける全社的な方針として、「グループサステナビリティ方針」「グループ環境方針」「グループ人権方針」「環境・社会に配慮した投融資方針」「調達・購買ガイドライン」等を制定し、経営の重要事項として各方針に基づき業務運営を行っています。各種方針の詳細は、こちらをご覧ください。
※当社グループの持続的な成長と地域の環境・社会課題の解決の両立
戦略
気候変動関連(TCFD)
当社グループでは、事業活動に影響を及ぼすと想定される気候変動のリスクと機会を特定したうえで、財務インパクトの評価を実施しています。また、評価結果を踏まえ、当社グループの事業活動におけるCO2排出量削減やグループ会社による再生可能エネルギー事業、お客さまへの資金やコンサルティング提供を通じた積極的な気候変動対策支援など、リスクの軽減ないし機会の獲得に向けた対応を進めています。
1.リスク
(1)リスク認識
当社グループが認識する気候変動に伴う主なリスクは以下のとおりです。
| リスク | 詳細 | 時間軸 | |
|---|---|---|---|
| 物理的 リスク |
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短期~長期 |
| 移行 リスク |
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中期~長期 |
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短期~長期 |
※短期:5年程度、中期:10年程度、長期:30年程度
(2)シナリオ分析
当社グループでは、気候変動シナリオを考慮した当社グループの組織戦略のレジリエンス(強靭性)を評価するとともに、お取引先との対話(エンゲージメント)を強化することを目的として「物理的リスク」、「移行リスク」についてシナリオ分析を実施しており、継続的なシナリオ分析の取り組みの中で、分析手法の高度化や分析対象の拡大等に努めています。2025年度におけるシナリオ分析の概要は、以下のとおりです。
物理的リスク
Ⅰ 定性分析
物理的リスクの観点からお客さまが直面するリスクの分析を実施しています。
| 評価項目 | 主なリスク |
|---|---|
| 異常災害の激甚化(急性リスク) |
|
Ⅱ 定量分析
国土交通省の公表資料等を参考に、4℃シナリオ下でハザードマップ級の洪水が発生する状況を想定し、「不動産担保の毀損」と「お客さまの事業停止に伴う財務悪化」による与信関係費用の変化を分析するとともに、今年度より、同様の状況における当社グループの「自社所有拠点の毀損」の分析を開始しました。
【分析手順】

【分析概要】
| リスク事象 | 洪水による | |
|---|---|---|
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| シナリオ | IPCCによるRCP8.5シナリオ※(4℃シナリオ) | |
| 分析対象 | 国内に事業拠点を有するお客さま | 国内の全所有建物 |
| 分析期間 | 2050年まで | |
| リスク指標 | 増加が想定される与信関係費用(信用コスト) | 浸水被害が発生する拠点数および毀損額 |
| リスク量 | 与信関係費用の増加額:最大153億円程度 | 拠点数:103拠点(全拠点の内16.6%) 毀損額:最大14億円程度 |
※気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が策定したシナリオ
移行リスク
Ⅰ 対象セクター選定
移行リスク(政策・規制、業界・市場、技術、評判)の観点から当社グループの投融資ポートフォリオにおいて、移行リスクの影響が顕著となるセクターとして、「電力」「石油化学」「自動車」「金属・鉱業」の4セクターを抽出し、同セクターのお客さまが直面するリスクの分析を実施しています。
Ⅱ 定量分析
脱炭素社会への移行に向けた「炭素税の導入」「お客さまの取り組み」「市場の変化」等による影響について、定量分析を実施しています。具体的には、国際エネルギー機関(IEA)の「Net Zero by 2050(NZE)」シナリオの予測データやサンプル企業の公開情報等を基に、「脱炭素社会への移行に伴うお客さまの財務悪化」による当社グループにおける与信関係費用の変化を分析しています。
【分析手順】


【分析概要】
| リスク事象 | 脱炭素社会への移行に伴うお客さまの財務悪化 |
|---|---|
| シナリオ | NZEシナリオ※1(1.5℃シナリオ)、RCP2.6シナリオ※2(2℃シナリオ) |
| 分析対象 | 「電力」「石油化学」「自動車」「金属・鉱業」セクター |
| 分析期間 | 2050年まで |
| リスク指標 | 増加が想定される与信関係費用(信用コスト) |
| リスク量 | 与信関係費用の増加額:最大205億円程度 |
- ※1 国際エネルギー機関(IEA)が策定したシナリオ
- ※2 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が策定したシナリオ
(3)シナリオ分析結果について
今回の分析手法により算出した当社グループへの影響額は、いずれも限定的であるとの結果になりました。分析結果はお客さまとのエンゲージメントに活用し、お客さまの気候変動対応、脱炭素化に向けた取り組みを支援し、当社グループとお客さまの機会の最大化およびリスクの最小化を目指すとともに、引き続き分析の高度化に取り組んでいきます。
(4)炭素関連資産の状況
当社グループでは、気候変動関連リスクを把握するための取り組みの1つとして、他業種と比較し、気候変動関連リスクによる財務的影響を受けやすいとされる炭素関連業種との取引状況の把握に努めています。当社の総与信残高※1に占める炭素関連業種※2の与信残高および貸出金における割合は次のとおりです。
| 業種 | エネルギー | 運輸 | 素材・建物 | 農業・食料・林産物 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 与信額 | 1,853億円 | 5,700億円 | 34,785億円 | 3,262億円 | 45,574億円 |
| 割合 | 1.4% | 4.4% | 26.6% | 2.5% | 34.8% |
- ※1 貸出金、支払承諾、外国為替、私募債、コミットメントライン空枠等の合計。ただし、水道事業、再生可能エネルギー発電事業を除く。
- ※2 TCFD提言における対象業種はGICS(世界産業分類)における業種分類を推奨していますが、当社では日銀業種分類に当てはめて集計しているため、差異が生じる場合があります。
2.機会
(1)機会認識
当社グループが認識する気候変動に伴う主な機会は以下のとおりです。
| 詳細 | 時間軸 | |
|---|---|---|
| ビジネス機会の増加 |
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短期~長期 |
| コスト削減 |
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短期~長期 |
| 社会的評価の向上 |
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中期~長期 |
※短期:5年程度、中期:10年程度、長期:30年程度
(2)認識した機会に対する取り組み
カーボンニュートラルに向けた取り組みや温暖化に伴い激甚化・頻発化が進んでいる災害への備えは、上場・大手企業だけでなく、地域の中小企業にとっても事業継続や持続的成長に不可欠な要素であり、重要な経営課題となっています。このような環境を踏まえ、資金供給やコンサルティングを通じて、お客さまの気候変動対策を積極的に支援しています。(詳細はこちらを参照してください。)
当社グループのソリューションメニュー(例)
| サステナブルファイナンス |
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|---|---|
| カーボンニュートラル |
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| SDGs全般・取組導入 |
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自然資本関連(TNFD)
TNFD提言を参考に、当社グループの事業活動における自然への依存と影響、リスクと機会の分析を行いました。今後も、調査・研究を重ね、分析の高度化を進めていきます。
2025年度は、環境省「令和7年度脱炭素社会実現に向けた自然関連情報分析実践プログラム」に採択され、専門家の指導により得た知見をもとに分析を実施しました。
当社グループと自然資本との関わり

1.依存と影響
分析ツール「ENCORE※」のデータを用いて融資ポートフォリオにおける自然への依存や影響の関係を分析したヒートマップに加え、地域内における重要性やステークホルダーとのエンゲージメント等の観点から、「食品・飲料」セクターを優先セクターとして選定しました。
同セクターにおいて、特に「水」に関する依存と影響が顕著であることを把握しました。
- ※ENCORE…国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)や自然資本金融同盟(NCFA)などによって開発された分析ツール。セクターごとの自然への依存度や影響度などの分析が可能。
ヒートマップによる分析

優先地域の特定と環境影響分析
茨城県・栃木県を中心に、生物多様性維持に不可欠な保護地域等のエリアを特定し、当該エリアにおける事業活動の自然への負の影響を分析しました。
お客さまの拠点と保護地域の隣接状況を分析した結果、現時点での負の影響は「限定的」であると判断しています。
2.リスクと機会
(1)リスク認識
当社グループが認識する自然関連リスクは以下のとおりです。
| リスク (優先セクター) |
リスク (当社グループ) |
当社グループの 主なリスク軽減策 |
当社グループの 回避対象リスク |
時間軸 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 物理的 リスク |
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短期 ~長期 |
| 移行 リスク |
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短期 ~中期 |
※短期:5年程度、中期:10年程度、長期:30年程度
(2)機会認識
当社グループが認識する自然関連の機会は以下のとおりです。
| 当社グループの 事業機会 |
当社グループの 主な活動・対応策 |
当社グループの 最終的な波及効果 |
自然に対する アウトカム |
時間軸 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 資金フロー、資金調達、資源の効率性、評判 |
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[環境負荷の軽減]
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短期 ~長期 |
※短期:5年程度、中期:10年程度、長期:30年程度
(3)認識したリスクと機会に対する取り組み
今後も豊かな自然環境の維持と産業活動の両立を目指し、当社グループ・地域社会・お客さまにおける自然関連リスクの最小化と機会の最大化を推進していきます。その実現に向け、さらなる分析の高度化や評価手法のアップデートに努めるとともに、サステナブルファイナンスなどの金融支援と、コンサルティングを通じた非金融支援を両輪として展開し、お客さまとのエンゲージメントをより一層深めていきます。
リスク管理
経営の健全性・安全性を確保しつつ企業価値を高めていくために、業務やリスクの特性に応じてリスクを適切にコントロールしていくことを経営の最重要課題の1つとして認識し、リスク管理態勢の高度化に取り組んでいます。
今後も、リスク管理態勢の高度化に努めるとともに、お客さまとのエンゲージメントを通して把握した課題やニーズに対する最適なソリューションを開発・提供し、ビジネス機会の創出とリスクの低減・回避の両立を図っていきます。
1.トップリスク管理
経営・戦略に影響を与えるリスク事象のうち、蓋然性や影響度、注目度の観点から特に重要度の高いリスクをトップリスクとして取締役会において選定し、リスクシナリオに基づく予兆管理やリスクコントロール策を講じています。
気候変動や自然資本に関しても「気候変動・環境問題への対応の遅れ」「大規模地震・風水害等の発生」をトップリスクとして選定し、管理しています。
2.統合的リスク管理
多様化・複雑化する金融業務の各種リスクを個々に管理するとともに、リスクを相対的に管理するため、信用リスクや市場リスクなどの異なるリスクをVaRなどの統計的手法を用いて定量的に把握する「統合的リスク管理」を行っています。
3.「環境・社会に配慮した投融資方針」の策定
当社グループは、環境・社会に負の影響を与える可能性のあるセクターへの投融資について、「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定し、環境や社会に対する負の影響の低減・回避に努めてきました。
環境問題や社会課題の解決を目指す取り組みをより積極的に支援するとともに、環境・社会に負の影響を与える可能性がある投融資については、本投融資方針に則った適切な運営がなされているかについて定期的なモニタリングを行っていきます。「環境・社会に配慮した投融資方針」の詳細は、こちらをご参照ください。
4.気候変動リスクの波及
シナリオ分析や定性分析の結果を踏まえ、気候変動リスクは、信用リスクやオペレーショナルリスクのほか、広範かつ複雑な経路やさまざまな時間軸を通して波及し、当社グループの事業運営・戦略・財務計画に大きな影響を及ぼす可能性があると認識しています。
当社グループの事業が気候変動によって受ける影響を把握し、評価するため、気候変動により想定されるリスクの波及範囲を考察し、シナリオ分析を行い、現時点で想定される気候変動のリスクと機会を特定しています。
| 物理的リスク | 移行リスク | |
|---|---|---|
| 信用リスク | 自然災害激甚化の影響で、お客さまの資産が被災することによる担保価値の毀損、お客さまの事業停滞・業績悪化に伴う信用リスクの増加 | 脱炭素社会への移行に向けた、政策・規制、マーケット、技術開発等の変化への対応不足等による、お客さまの業績悪化に伴う信用リスクの増加 |
| 市場リスク | 自然災害激甚化の影響による有価証券等の価値の下落に伴う市場リスクの増加 | 脱炭素社会への移行に伴う投資先の業績悪化や、市場における投資家の行動の変化による有価証券等の価値の下落に伴う市場リスクの増加 |
| 流動性リスク | 自然災害激甚化により被災した顧客の資金繰り悪化による預金引出など資金流出の増加に伴う流動性リスクの増加 | 気候変動リスクへの対応不足などによる当社グループの格付低下を受けた市場調達コストの上昇、預金流出に伴う流動性リスクの増加 |
| オペレーショナルリスク | 当社グループの拠点被災による有形資産リスクの増加、事業中断や防災コストの増加 | 脱炭素社会への移行への対応不足(開示の不足や炭素関連資産の保有)によるレピュテーショナルリスク(風評リスク)の増加 |
5.自然資本にかかるリスクおよびインパクト管理
自然資本に関する分析は、ENCOREを活用したヒートマップ作成による分析など、定性分析にとどまっている状況です。リスクおよびインパクト管理を行うためには、優先セクターや地域の特定、定量分析を行うなど、分析の更なる高度化をはかる必要があると認識しています。
今後は、地理的な特性を考慮した自然資本関連の分析、シナリオ分析への取り組みなどにより、リスクと機会に関する分析の高度化をはかるとともに、信用リスク、市場リスク、オペレーショナルリスク等のリスクカテゴリーごとの影響や時間軸についての分析を深め、リスク管理態勢の構築に努めていきます。
指標と目標
当社グループは、脱炭素社会およびネイチャーポジティブの実現に向けて、目標の設定とロードマップを策定するとともに、各種指標によりモニタリングを行っています。これらの目標・指標の進捗状況は、定期的にサステナビリティ委員会および取締役会へ報告し、戦略への反映・監督を行っています。
1.サステナブルファイナンス
2021年度から2030年度におけるサステナブルファイナンスの累計実行額を3兆円(うち環境分野2兆円)を目標として設定し、積極的に取り組んでいます。(取り組みの詳細は、こちらをご参照ください。)
2.CO2排出量
当社グループ全社におけるCO2排出量(Scope1、Scope2)を2030年度にネット・ゼロとすることを目標として設定し、達成に向けて取り組んでいます。
(1)Scope1、Scope2
2025年度実績 2013年度比▲70.7%

※2025年度のCO2排出量実績は暫定値であり、開示情報の透明性・正確性確保に向けて第三者による検証中です。
第三者検証を受けた確定値については、確定次第、当社グループのホームページ等で公表いたします。
(2)Scope3
2025年度における常陽銀行および足利銀行合算のScope3排出量は以下のとおりです。
| カテゴリー | 排出量 (t-CO2eq) |
|---|---|
| ①購入した商品・サービス | 12,186 |
| ②資本財 | 25,144 |
| ③Scope1~2に含まれない燃料及びエネルギー活動 | 2,493 |
| ④輸送、配送(上流) | 463 |
| ⑤事業から出る廃棄物 | 41 |
| ⑥出張 | 1,077 |
| ⑦雇用者の通勤 | 3,233 |
| ⑮投融資 | 30,816,296 |
| 合計 | 30,860,936 |
※カテゴリー8~14は算定による排出量がゼロ
※カテゴリー1~7は、「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(ver.2.8)」(環境省・経済産業省2026年3月)および「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.6)」(環境省2026年3月)を参考に算出しています。
※カテゴリー15は、投融資ポートフォリオにおける温室効果ガス排出量を計測・開示する方法を開発する国際的なイニシアティブであるPCAF(Partnership for Carbon Accounting Financials)の算定基準に基づき算出しています。
カテゴリー15(投融資)
常陽銀行および足利銀行合算のScope3カテゴリー15の排出量はこちらをご参照ください。
(3)CO2排出量削減ロードマップ
サステナビリティ長期KPIである「2030年度CO2排出量ネット・ゼロ(Scope1,2)」の達成に向け、ロードマップに基づき、当社グループの事業活動における排出量削減に取り組むとともに、エンゲージメント活動を通じてお客さまの脱炭素化支援を進め、2050年Scope3ネット・ゼロを目指していきます。

3.インターナル・カーボンプライシング(ICP)
脱炭素化への取り組みを更に強化するため、インターナル・カーボンプライシング(ICP)※を導入しています。
現在は、設備の導入を検討する際、その設備によるCO2排出量を金額換算し、投資判断に組み込むことで、CO2排出量の削減に活用しているほか、社内の意識啓発等に活用しています。
価格は、長期的な炭素価格見通しを公表している公的機関のIEAにおけるNZE(2050年のCO2排出量ネットゼロ達成を想定したシナリオ)を参考に設定しました。今後も動向を注視し、適宜見直しを行います。
※企業がビジネスの過程で排出する二酸化炭素の量に自主的に「価格付け」を行う取り組み。


