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地域産業の成長支援・地方創生への
取り組み

事業者の成長を支えるソリューションの提供

人口減少とそれに伴う慢性的な人手不足により、後継者を含む人材の確保や生産性の向上は地域企業にとって重要な課題の1つになっています。また、地域の産業構造やサプライチェーンは変化しつつあり、地域の中小企業は研究開発の推進や販路拡大、業種転換などを含め自立できる経営への転換に迫られているといった傾向もあります。そのような環境下で、当社グループは地域事業者の成長を経営全般で支援するとともに、スタートアップ企業の育成や地域事業者同士の交流の場の提供、地域外からの事業者の流入を促すような施策に取り組んでいます。また、お客さまの人手不足解消や生産性向上を支援するためのコンサルティングやソリューション提供にグループ一体となって取り組んでいます。

主要取り組み

事業者向け支援メニューの充実

創業スタートアップ支援

投資子会社やベンチャーデット等を通じた成長資金供給拡大

事業領域の拡大に向けた協業検討等を目的に、投資専門子会社(常陽キャピタルパートナーズおよびウイング・キャピタル・パートナーズ)が運営するファンドを通じて、スタートアップ企業等への投資に取り組んでいます。2026年3月末時点で投資額は3,584百万円(累計)、件数は61件(累計)となりました。また、常陽銀行では、2025年4月にスタートアップファイナンスグループを新設し、スタートアップ向け融資に取り組んでいます。

※常陽銀行におけるスタートアップ支援等の取り組み

スタートアップ向け投資※(投資専門子会社)

※投資専門子会社 常陽キャピタルパートナーズ、ウイング・キャピタル・パートナーズが運営するファンドを通じた投資を計上

オープンイノベーションを通じた社会課題解決への取り組み

<新事業協創プログラム「Nexus Bridge」>

常陽銀行では、スタートアップ企業や事業会社とのオープンイノベーションを通じて、地域の社会課題(脱炭素・DX・ライフプラン・地域活性化等)を解決する新事業創出プログラムを実施しています。多様なパートナー企業との協業により、地域社会の持続的成長に資する新たなサービスの実証・事業化に取り組んでいます。

※詳細はこちらをご参照ください。

地域スタートアップ企業へのコンサルティング強化

2025年11月、足利銀行はスタートアップ企業等の多角的支援と「100億円企業」の創出を目的に設立された一般社団法人栃木イノベーションベースに参画しました。毎月例会に参加し、会員(73名)のコンサルティングニーズ等に対し、伴走支援を実施しています。

資金調達・販路拡大支援

お客さまの抱えるさまざまな経営課題に対し、業務効率化に向けたITデジタル化や中長期的な経営戦略に関する計画の策定、持続的な成長を支える事業承継をはじめ、本業支援を目的としたコンサルティング支援を行っています。その支援の過程における「現状分析→課題抽出→実行支援」をワンストップで対応することで、各分野の専門家が連携し、より質の高い伴走支援ができるよう取り組んでいます。
常陽銀行では、従来本部の専門部署に蓄積されていたナレッジ(中期経営計画の策定等)を、営業店独自で支援可能にするためのツールを実装し、より多くのお客さまにソリューションを提供できる体制を整備しています。足利銀行では、全営業店に法人向けコンサルティング業務のリーダーとなる“ソリューションリーダー”を配置し、お客さまのコンサルティングニーズを最前線で確実に捉えるための知識・スキルの習得に努めています。

事業計画策定支援・事業承継コンサル※

※事業計画策定支援および事業承継コンサルティング(自社株シミュレーション含む)の合算

<ビジネスマッチングの取り組み>

伴走型コンサルティングを通じて、お客さまの課題やニーズを可視化し、最適なソリューションを提供しています。その取り組みにおいて、必要に応じてビジネスマッチングにより他社のノウハウを合わせてお客さまの課題解決支援に取り組んでいます。そのほかにも、食関連事業者の販路拡大や交流を図る「めぶき食の商談会」や、技術提案書を活用し新たな取引先を創出する「めぶきものづくり企業フォーラム」を開催し、幅広い業種のビジネスマッチングを通じて地域経済の活性化を支援しています。

有償ビジネスマッチング

「めぶき食の商談会」

食関連事業者の販路拡大、食材調達、参加者間の相互交流などを目的に「めぶき食の商談会」を開催しています。農業生産者、食品加工・卸業者、小売業者、外食業者など幅広い食関連事業者に、商品PRおよび個別商談の場として、活用いただいています。

「めぶきものづくり企業フォーラム」

パネル展示商談会や予約商談会を通して、新たな取引先の創出につながる商談の機会を提供しています。
事前に参加エントリー企業と連携して作成する技術提案書(企業の特長的な技術や製品をまとめた冊子)を活用し、商談会をより効果的なものとしています。

多様な調達ニーズ(リース等)への応需

めぶきリースは、当社グループの一員として持続可能な社会づくりへ貢献するため、省エネルギー・脱炭素に寄与する機器※の新規契約額のKPIを設け、カーボンニュートラルに向けた脱炭素化への取り組みをご支援しています。

※省エネルギー・脱炭素に寄与する機器とは、LED、車両(EV・FCV・HV・PHV・PHEV)、蓄電池、空調設備、冷蔵冷凍設備をいいます。

<地元企業の課題に応じた多様な調達ソリューション(めぶきリース)>

地域の特性や各企業の経営課題に沿って、先進的な設備投資からDX対応、省エネルギーや脱炭素化に資する機器への対応まで、多様化する調達ニーズに対応します。めぶきリースならではの地域密着のネットワークと高い専門性を活かし、最適なファイナンスプランをご提案し、地元企業の持続的な成長と地域経済の発展をサポートしていきます。そのほかにも、サステナビリティ・リンク・ローンをはじめとするESGファイナンスの融資商品ラインナップを拡充し、地域企業の持続可能なビジネスモデル構築の実現を支援しています。

リース・割賦※(めぶきリース)

※債権残高は各期末時点、成約額は再リースを除く

サステナブルファイナンスへの取り組み

<持続可能な社会の実現に向けた融資支援>

常陽銀行ではESGファイナンスの取り組みにおいて、お客さまのニーズにお応えすべく、サステナビリティ・リンク・ローンをはじめとした各種商品ラインナップを取り揃えています。これらの支援は、地域における環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各分野において持続可能なビジネスモデルを構築するための重要な役割を担っており、今後も引き続き、ESGファイナンスを通じて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
サステナブルファイナンスへの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

海外進出支援への取り組み

海外進出に関するセミナー開催をはじめ、両子銀行の海外駐在員事務所、海外提携金融機関、国内外の関係機関や業務提携先などを活用し、現地情報の提供、現地視察、海外販路の開拓、貿易取引など、お客さまの海外進出や海外展開等のニーズに応じたきめ細やかなサポートを行っています。

主な支援内容

現地情報の提供・調査
  • 投資環境、現地におけるニーズ、税制、インフラ、物流ルート、雇用環境、各種規制、オフィス物件、工業団地等の現地情報の提供
  • 海外駐在員レポートの定期配信
  • 現地輸入規制、現地市場・競合店、バイヤー等の調査 他
提携銀行の活用
  • 口座開設サポート、各種金融サービスの取次、外国送金 等
提携先・専門機関の紹介
  • 提携先(現地金融機関、輸出信用機関、保険会社等)、現地の会計法律事務所(会計士・弁護士)、現地の不動産会社、現地の人材派遣会社等の紹介
資金調達支援
  • クロスボーダーローン、スタンドバイL/C、親子ローン 等
その他支援
  • 商談会、各種セミナー、ビジネス交流会
  • 日本貿易振興機構(JETRO)、茨城県や栃木県等と連携した各種支援
  • 販売先・仕入先の個別紹介、M&A先紹介、現地バイヤーや輸入代理店の紹介、越境ECサイト構築支援 等

<めぶきフィナンシャルグループの海外ネットワーク>

海外進出している当社グループの取引先の主要な進出先である東アジア・東南アジアを中心にネットワークの強化を進めています。これらのほか、日本貿易振興機構(JETRO)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)と連携して、お客さまの海外展開を支援しています。

国・地域 主な提携先
中国 中国銀行
交通銀行
台湾 中国信託商業銀行
タイ カシコン銀行
バンコック銀行
インドネシア バンクネガラインドネシア
CIMBニアガ銀行
ベトナム ヴィエティンバンク
ベトコム銀行
ベトナム外国投資庁
フィリピン バンコ・デ・オロ・ユニバンク
メトロポリタン銀行
インド インドステイト銀行
メキシコ バナメックス
アグアスカリエンテス州政府、ハリスコ州政府ほか

人手不足支援

人材に関するワンストップサービス(人材確保、定着・育成、DE&I支援等)の構築・提供

<人材に関するニーズへのワンストップ対応>

人手不足が今後一層深刻化する中、お客さまの多様化する経営課題を解決すべく、人材紹介をはじめとした各種人材に関するニーズへのコンサルティング機能強化に取り組んでいます。人的資本経営の概念に基づいたお客さまの取組状況を可視化し、適切な人材紹介、研修や人事コンサルティングの提供等、真の人材ニーズを的確に捉え、人材採用・育成・定着・退職といった各ステージでお客さまが必要とするソリューションをワンストップで提供しています。

人材紹介

※兼業・副業の紹介、高卒採用ツールなど人材に関するビジネスマッチング

経営改善 事業再構築支援

環境変化に打ち勝つ持続的な企業経営を支援

原材料費の高騰や人手不足、地政学リスクの顕在化など、お客さまを巡る事業環境は大きな変化に晒されています。お客さまの倒産に伴う地域のサプライチェーンの空洞化や主力産業の減衰といった事態を回避しつつ、地域経済の発展を後押しするためには、業況悪化を早期に把握し、伴走支援や再生支援を通じて「稼ぐ力」を強化する取り組みが求められています。
常陽銀行および足利銀行は、資金供給の円滑化に加え、経営課題の把握や、経営悪化予兆の早期把握の観点から、営業店と本部が連携し、外部支援機関も活用しながら経営改善計画の策定や財務の改善など、お客さまに寄り添った経営改善・事業再生支援に取り組んでいます。また、経営改善計画の実現に向け、改善策の実行支援や進捗状況のフォローなど、お客さまを支援する体制の強化にも取り組んでいます。

経営改善計画策定先数(銀行合算)

債権良化先数(銀行合算)

事業承継・M&A支援

適切な承継手段の選択と実行支援

<事業承継プランの策定・後継者育成>

お客さまの課題やニーズに合わせた最適な事業承継プランの作成・実行を支援します。あわせて、後継者や若手経営者向けの研修や異業種交流を通じ、次世代リーダーの育成に取り組んでいます。

<オーナー個人資産の承継・トータルソリューション>

事業用資産と個人資産を一体で捉え、相続・贈与対策や信託の活用など総合的な解決策を提案します。税務・法務の専門家と連携し、リスクを抑えた円滑な資産承継体制を整えます。

<資産ポートフォリオの再構築・最適化>

承継を見据えた資産の整理・組み替えをサポートします。不要資産の売却による事業資金の確保や、市場変動リスクに強い長期安定型資産へのシフトなど、持続可能な経営と資産形成を長期的視点で支援します。

地元事業者の成長に資する戦略提供型M&Aへの取り組み強化

企業を取り巻く経営環境は、世界情勢を含め、複雑化しており、ますます企業経営の難易度は高まりつつあります。従来より支援を行ってきた円滑な事業承継の課題に対してのソリューションの提供に加え、企業が抱えるさまざまな経営課題の解決のために、M&Aアドバイザリーサービスの提供により、金融機能と一体となり、引き続き貢献していきます。

M&A

地域の持続性向上支援-地方創生への取り組み強化-

地域の活性化・脱炭素化に向け、当社グループがハブとしての機能を発揮することにより、地域のサステナビリティに貢献します。

主要取り組み

地域活性化

地域サプライチェーンの
維持・強靭化
  • 地方自治体や都内大企業と連携した戦略的企業誘致
  • 地域経済を牽引する中核企業群の伴走支援
地域インフラの維持更新
・再構築支援
  • 地域医療・介護機能の維持・強化に向けた伴走支援
  • 公共インフラの老朽化解消に向けた支援強化
地域のキャッシュレス、
DX推進
  • 地域の利便性・生産性向上に向けた地方自治体との連携によるキャッシュレス、DXの推進
地域資産の活用・承継
  • 農地・耕作放棄地や空き家等の地域資産活用による新たなビジネス機会の創出
  • 地域資源(観光資源、歴史・文化)や地域産品の発掘・発信の活性化等を通じた地域ブランド力向上への貢献

地域活性化への取り組みについて

地域サプライチェーンの維持・強靭化

地方自治体や都内大企業と連携した戦略的企業誘致

茨城県・栃木県は、首都圏に隣接し、鉄道や高速道路などの高速交通網が整備されており、工場立地件数および立地面積、県外企業立地件数は全国上位となっています。従業の通勤、物流の面でも利便性が高く、企業にとって魅力的な環境です。新たな企業進出は、地元の雇用創出や地元企業の需要拡大につながり、地域経済を活性化させる効果が期待できます。茨城県は過去10年間の企業誘致面積、県外企業の立地件数ともに全国で上位の実績を誇り、企業誘致に熱心に取り組んでいます。
栃木県は、東京から60~160km圏に位置し、東北自動車道、北関東自動車道や東北新幹線等の高速交通網が整備されるなど優れた立地環境について積極的にPRを行っています。
常陽銀行では、茨城県や各自治体と連携して企業誘致に取り組むため、企業誘致を専門に扱うブリッジ営業チームを設置しています。工場や物流施設などサプライチェーンにかかわる情報収集・提供や立地適地の紹介などを行っているほか、人材確保支援や地元での取引先紹介、従業員の住居確保など、県内進出に伴う諸課題に対する各種相談にも対応しています。
足利銀行では、栃木県や各自治体と連携した合同企業訪問など、産業団地や民有地への誘致活動を実施するほか、進出検討企業に対する計画段階を含めた産業団地や補助金等の情報提供を行っています。また、東京拠点にスタートアップ企業専担者を配置し、栃木県内へのスタートアップ企業の進出実績につなげています。

地域経済を牽引する中核企業群の伴走支援

常陽銀行と足利銀行は、地域社会の持続的な発展に貢献するため、地域の課題解決に資するコンサルティング営業に力を注いでいます。その中で特に重視しているものの1つが、成長意欲が高く、地域に良質な雇用を創出する存在である地域の中核企業への伴走支援です。
事業戦略策定支援、M&A・事業承継支援、資金調達アレンジメント、海外展開支援、カーボンニュートラル推進支援、DX推進支援など、総合的な戦略策定をワンストップで提供し、地域全体の産業基盤の強化と持続的な発展に貢献しています。

地域インフラの維持更新・再構築支援

地域医療・介護機能の維持・強化に向けた伴走支援

地域医療の存続や、医療介護難民の減少に向けた医療機関への経営改善取組み、将来的な病院建替え等の支援に向けたファシリティマネジメントの管理を強化しています。
医療介護業界は公定価格が定められているため、人件費・物価高騰分を医業収益(売上)に転嫁することができず、地域医療機関を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。病院が提供する医療機能(保健医療計画、地域医療構想、病床機能、診療科目)の特性や状況に応じて、経営改善に向けたコンサルティング機能の提供を強化しています。また、医療機関や介護事業者にとって不可欠な投資の支援にも注力し、地域インフラの維持更新や再構築にも取り組んでいきます。

地域のキャッシュレス、DX推進

地域資産の活用・承継

地域資源(観光支援、歴史・文化)や地域産品の発展・発信の活性化等を通じた地域ブランド力向上への貢献

<地域商社「コレトチ」による地域事業者支援の拡大>

株式会社コレトチでは、地域の魅力ある産品やサービスの発掘・開発および販路の開拓に取り組んでいます。地域の魅力を創出し、広くPR・発信することで、地域産業の活性化に貢献しています。

【販路開拓事例】

栃木県内企業がつくる地場産品を県内の高級ホテルに紹介しています。宇都宮大学発ベンチャーのFerment Beseが製造販売するどぶろくアイスや、床井柚子園(宇都宮市)の宮ゆべしを地元高級ホテルのディナーコースのデザートとして提供することが実現しました。
地場産品や商品開発の経緯・想いを重視する宿泊客が多い高級ホテルへの販売を実現することで、地場産品の販路拡大とブランド力の向上に繋げています。さらに、2026年2月には、益子町にある人気窯元と真岡市にある和菓子店のコラボレーションによる新商品を企画し、同社のECサイトにて限定販売を行いました。限定数量が完売となり、現在、再販売を行っています。今後も、コレトチが異分野で活躍する生産者をつなぎ、地域に新たな魅力を創出していきます。

再生可能エネルギーの地産地消への取り組み

再生可能エネルギー事業子会社の常陽グリーンエナジー(JGE)は、約16MWの太陽光発電施設を取得・開発したほか、企業や団体の施設内に太陽光発電設備を設置する「オンサイトPPA」等を通じて、地域内に再生可能エネルギーを供給しています。
「オンサイト PPA」への取り組みとして、2026年2月に、笠間市の公共施設である浄化センターともべに再生可能エネルギーの供給を開始しています。また笠間市において常陽銀行と常陽グリーンエナジーは、環境省が募集した「脱炭素先行地域(第7回)」に、笠間市および他の共同提案者とともに提案を行い、2026年2月に笠間市が脱炭素先行地域に選定されています。
地域商社のコレトチでは、栃木県内に拠点を有する企業や自治体の施設を中心にオンサイトPPAによる再生可能エネルギー由来の電力供給を通じて地域の脱炭素に取り組んでいます。PPAでは、契約期間中の電力量料金単価を固定して電力を供給することで、お客さまの脱炭素化に加えて、事業コストの平準化に寄与します。今後はさらなる再エネ供給拡大に向けて、敷地外に発電所を設置する「オフサイト PPA」の取り組みも検討していきます。
カーボンオフセットに向けた取り組みでは、2025年2月に茨城県大子町、大子町森林組合、株式会社バイウィルと「森林資源による環境価値の創出に向けた連携に関する協定」を、2026年2月には笠間市および株式会社バイウィルと「地域脱炭素社会の実現に向けた環境価値の活用に関する協定」を締結しました。

再生可能エネルギー電源取得・発電事業の取り組み事例

【JGE】太陽光発電設備の約16MWの取得・開発(2026年3月現在)取得施設の一例

取得施設の一例

【JGE】地域のプロスポーツクラブと連携したオフサイトPPA事業

【JGE・コレトチ】オンサイトPPA事業(2026年3月現在)

カーボンオフセットに向けた取り組み事例

大子町における森林資源を活用した環境価値創出の取り組みイメージ

笠間市および株式会社バイウィルとの連携協定締結時の様子

(左から)株式会社常陽銀行 取締役頭取 秋野 哲也 笠間市 市長 山口 伸樹 株式会社バイウィル 代表取締役社長 下村 雄一郎

アライアンスの推進

<広域連携>

Chance地銀共同化行との連携

当社は、三菱UFJ銀行の勘定系・情報系などの基幹システムを基に構築した「Chance地銀共同化システム」を共同利用する地銀の広域連携に参加しています。現在、当社のほか、百十四銀行、十六銀行、南都銀行、山口フィナンシャルグループが参加しています。預金・融資・為替などの勘定系に加え、M&A業務広域プラットフォームの活用による事業承継、M&A支援やサイバーセキュリティ分野での共助等、情報系なども含めた範囲を共同化業務の対象とし、さまざまな分野で活動範囲の拡大を図っています。

<地域連携>

【「りょうもう地域活性化パートナーシップ」(足利銀行 × 群馬銀行)】

足利銀行と群馬銀行における、両毛地区(栃木県南西部・群馬県南東部)を中心とした、両行の重複営業エリアでの産業活性化・課題解決、お客さまサービスの向上を目的とした枠組みです。当地区は、劇的な環境変化のなかにある自動車関連産業が集積する経済圏であり、両行がお互いのノウハウを共有し、協力・協業することで、地域産業の活性化により大きく貢献したいという共通の思いのもと、課題解決に取り組んでいます。

<地元金融機関との連携>

国税や地方税の納付は、金融機関や税務署、市町村での窓口納付が大半を占めており、納税者の利便性向上と収納事務にかかる社会的コストの削減が課題となっています。常陽銀行と足利銀行では、それぞれ茨城県、栃木県の地元金融機関とともにキャッシュレスによる多様な納付手段の普及・利用促進に取り組んでいます。地域・行政連携によるキャッシュレス・DX推進については、こちらをご覧ください。

産学官連携

<ソーシャル・インパクト・ボンドを活用した官民・異業種連携による社会課題解決>

常陽銀行は、株式会社日本政策投資銀行と共同で、茨城県古河市が実施する「古河市こどもの居場所支援事業」において、事業の幹事者である株式会社公文教育研究会に対しソーシャル・インパクト・ボンドを活用した出資を行いました。同社が県下NPO法人や社会福祉法人と連携して担う共同事業体の活動を資金面から支え、こどもの居場所づくりを推進し、地域住民の豊かさの向上に貢献します。

<地元大学との連携による、次世代金融ソリューション開発、業務へのAI活用の実現等>

地域における産学官連携は、地域経済の活性化、地域課題の解決、イノベーションの促進など、多岐にわたって意義を持っています。これらの連携を強化することで、地域の特性やニーズに応じた効果的な施策やプロジェクトを実施しています。

茨城大学、筑波大学との共同研究

常陽銀行は、茨城大学と有価証券運用におけるAI・機械学習活用をテーマとする共同研究を行い、本研究によって開発した業務支援システムを導入しました。さらに、霞ヶ浦におけるネイチャーポジティブ実現に向けた共同研究を行い、社会的インパクト可視化に向けたインパクトパスの作成や、企業活動が霞ヶ浦の環境に及ぼす社会的インパクトを推計しました。これらの取り組みを通じ、金融機能の高度化と地域経済の活性化に貢献してまいります。また、筑波大学とは、AI(人工知能)による財務分析における異常点検知に関する共同研究を行っており、融資審査における財務情報分析の高度化を目指しています。

【東北大学との連携を通じたDX人材育成】

足利銀行は、本部行員が東北大学データサイエンスカレッジにて、銀行データによる分析と成果発表を行うなど、データサイエンスの実践的スキルの習得に努めています。

外部事業者連携・資本活用

<りそなホールディングスとの連携>

当社とりそなホールディングスは、「チャネルを問わず一貫性のある高品質なサービス」により「ネットとリアルが融合する新たな顧客体験の実現」を目指すことで一致し、デジタル分野全般における戦略的業務提携を締結し、持続的協働に取り組んでいます。常陽銀行と足利銀行は、りそなグループのバンキングアプリのプラットフォームを両行共通のアプリ基盤として導入しています。アプリ開発においては、りそなホールディングスとのアジャイル開発体制を敷いており、外部環境やお客さまの声をはじめとする状況の変化に柔軟に対応するため、段階的に新機能を追加しています。

<スタートアップ企業との連携による地域の脱炭素化支援>

当社グループは、重要課題(マテリアリティ)の1つに「脱炭素社会・環境保全への貢献」を掲げ、地域社会の持続的成長への貢献を目指しています。その一環として、めぶきビジネスアワード特別賞を受賞した株式会社Green AIとパートナー契約を締結しました。同社のAIシステムを活用することで、設備や環境に関する専門的な知見を必要とすることなく、取引先企業のCO2排出量の可視化から最適な削減計画の策定、PDCAを回す実行支援までを一貫して提供する体制を強化しました。本連携により、地域企業やサプライチェーン全体の脱炭素化を推進し、企業のコスト削減と生産性、脱炭素の両立を実現していきます。

<eスポーツチームとのスポンサー契約締結>

足利銀行では、これまでも行員が部活動としてeスポーツ大会に参加するほか、「とちぎeスポーツフェスタ」をはじめとする各種スポーツイベントへの協賛等、銀行内外においてeスポーツ分野での活動を広げてきました。国内トップレベルのプロeスポーツチーム「DetonatioNFocusMe」へのスポンサー活動を通して、これまで接点の持ちにくかった世代のお客さまとの関係構築をはかるとともに、地域イベントの開催等を通じた金融リテラシー向上や地域活性化など、地域金融機関としてさまざまな取り組みを行っていきます。

従業員による地域貢献への取り組み

地域との交流を通じた貢献活動

<従業員による地域貢献への取り組み>

地域の清掃、スポーツ大会、お祭りなどのイベントへの参加、リサイクル資源の回収活動など、ボランティア活動を通じて、地域活動のお手伝いをしています。また、ふるさとの美しく健全な森を次世代に引き継ぐため、植樹活動等を行っています。常陽銀行では茨城県那珂市および常陸太田市、筑波山の「常陽ふるさとの森」で間伐や植樹活動を、足利銀行では栃木県矢板市の「あしぎんの森」で、歩道整備や下草刈りなどを行い、緑を守り育てる森づくりに取り組んでいます。

地域イベントに参加

地域ボランティア活動

植樹活動

下草刈りの様子

寄付・寄贈を通じた地域貢献

非営利団体への寄付・寄贈(助成金)

<株主優待制度「寄付コース」による寄付金の贈呈>

株主優待制度の「寄付コース」による寄付金を環境保護団体に贈呈しています。寄付金は、地球環境保全活動、茨城県内の緑化推進および栃木県内の環境保全事業などに役立てられています。

<寄贈サービス付私募債を通じた寄附>

お客さまが私募債を発行する際に、銀行が受け取る手数料の一部を活用し、お客さまが希望する学校やSDGsに取り組む団体、医療機関に物品等、これまでに3億4千万円を超える寄贈を行っています。

<ESGファンドを通じた地域のSDGs事業支援>

常陽銀行と足利銀行が取り扱う投資信託「グローバルESGバランスファンド」を通じ、委託会社である野村アセットマネジメントが受け取る信託報酬の一部を、企業版ふるさと納税として寄付しています。寄付金は茨城県・栃木県のSDGs関連事業に活用されます。